AI技術による大量大虐殺「10~20年後、約47%人間の仕事がなくなる!?」

 

「ダイアモンドオンライン」さんの記事を読んでいると、

「10年後、約半分の仕事が消えても
生き残れる人はどんな能力を持っているか」

という大変興味深い記事を発見しました。

 

今後10年~20年で
既存の仕事の約半分はなくなる!?

(引用元:こちら

 

オックスフォード大学の研究者が発表した内容では、

今後10~20年ほどの間に、
既存の仕事の約半分はなくなるだろう

ということを提唱しているそうです。

 

これは、コンピューター技術の発達や、
AIやロボットといった産業の台頭が、
人間の仕事をどんどん奪っていく、
ということになるのです。

 

目次

世界最高峰の投資銀行で「証券ディーラー598名がクビ

米国最大手投資銀行の一つ
「ゴールドマンサックス」の証券ディーラーと言えば
ホワイトカラーの最高峰、年収数千万円は下りません。

 

そんなホワイトカラー職種の方たちが、
AIトレーダーを導入した結果598名ほどが解雇となったそうです。

世界最大級の投資銀行ゴールドマン・サックスは金融取引の自動化を進め、全社員の3分の1がエンジニアになった。2000年には600人いたニューヨーク本社の株式トレーダーは、今では2人しかいない。

(引用元:こちら

 

ただし、この話にはオチがあって、
このAIトレーダーを支える200名のエンジニアが、
別途雇用されている、ということなのだそうです。

 

600名のトレーダーがクビ
200名のエンジニアが採用

ということで、差し引き約400名が
職を失ったということになるわけです。

 

この流れを見る限り

AIの技術者は需要が高まり職を得ていき、
証券ディーラーは職を失っていく、

という構図が見えてきます。

 

はい、これは一例でしかなく、
これから人間の仕事としてなくなっていくものは、
どんどん増えていくはずです。

 

これまで自動化が進んでいくことで、
職を失うと思われていたものは、
自動販売機がチケット販売員をなくしたり、
ロボットの代用の利く、工場作業などの単純労働を奪ったりと、
割とわかりやすいシンプルな構図だったように思われました。

 

しかしながら、証券ディーラーという、
知識や経験を集約していく特殊な職業の人たちでさえ、
職を失いつつあるというのです。

 

中小規模の運送会社は近い将来全滅する!?

また、先日運送会社を経営する2代目社長の方と
お話する機会がありましたが、
最近の自動運転技術(テスラ社)がすさまじく、
将来運送業も半自動化されることは視野に入ってきている、
とのことでした。

 

今まで5台のトラックがあれば、
5名のドライバーが必要でしたが、
1番前の先頭の車だけを人が運転して、
後続の4台が自動運転をさせる、
ということがすでに実験的に行われているのだそうです。

 

となると、運送会社は生き残るためには、
自動運転装置を導入する資本を有し、
ドライバーを使わない低コスト輸送を
実現しなくてはならないわけです。

 

その社長様はとても裕福な生活をしていますが、
会社が長く経営を続けられないと、
今時点ですでに気づいたようで、
新しい事業の模索を始めていらっしゃるようです。

(なぜかそこで金融市場における
ディールに入ってらっしゃったようですが、、、
大丈夫かなと少々心配でやみません(苦笑))

 

いやはや、こんなの大手に勝てるわけありませんよね?

 

大型ショッピングモールが、
地域のお店を駆逐したような出来事が、
これからいろんな業界に起こってくるわけです。

 

大量大虐殺ですよね、

もはや。。。

 

「AI技術の進歩」

「ロボットの進化」

このような言葉を聞くと華やかで
とても壮大な未来を感じさせませんか?

 

特に男性であれば、子供時代に、
希望と夢に満ち溢れたロボットが
ついに実現しつつある現代に、
ワクワク感が止まらないのではないかと思います。

 

事実神田もワクワクして、
早く将来が見たいなどと感じます ^ ^

 

しかし、見方をちょっと変えると、
そこにはロボットによる大量大虐殺が行われてしまうのです。。。

(ちょっと大げさかもしれませんが、大真面目な話です)

 

なんとも恐ろしい話じゃありませんか???

 

このほかにもオックスフォード大学の

「主な消えてなくなる職業」

としては以下のような職種が大量に提示されています。

 

銀行の融資担当者
スポーツの審判
不動産ブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当者
動物のブリーダー
電話オペレーター
給与・福利厚生担当者
レジ係
娯楽施設の案内係、チケットもぎりかかり
カジノディーラー
ネイリスト
クレジットカード審査担当者
集金人
弁護士
ホテルの受付係
仕立屋
時計修理工
税務申告書代行者
図書館員の補助員
データ入力作業員
彫刻士
苦情処理・調査担当者
簿記、会計、監査の事務員
検査、分類、見本採取、測定を行う作業員
金融機関のクレジットアナリスト、
義歯制作技術者
建設機器のオペレーター
塗装工、壁張り殖人、、、

 

等々、もっとありましたがこの辺で止めておきます。

 

なんのこっちゃ?

と思うような職業もありますが、
要するに少しずつ需要が減ってくる、
じわじわと職に就ける人間が減ってくる、
ということを意味しているわけです。

 

当然実務を分かっている人間は必要でしょうが、

「600名 ⇒ 2名」

というように、急激にポストが減っていく可能性が
あるということなのでしょう。

 

さて、なんともネガティブな記事なのだろうか、
と思わないでください。

 

ただ、

「サラリーマンが安定だ」

という思考がどれだけ危ないか、危機感を感じるべきである、
ということが言いたかっただけなのですが、思いのほか、
サラリーマンでもない自分自信が不安になってしまいました(苦笑)。

 

しかし、現状を把握し、そして対策を立てる、
これを行っていけば、たいていの困難は乗り越えられます。

 

はい、今行うべきことは、
先を見通して、稼げる力を知識経験を積むことなのです。

 

また、機械にはできない、人間にしかできないこと、
自分にしかできない能力、力、経験、
といったことは大切になってきます。

 

当然「資本力」もその一つと言えます。

収入源を作り、時代に合わせて舵取りをしていく力、
これも一生使える能力なはずです。

 

そうはいっても数年でどうこうなることも考えにくいので、
その間に副業をしながら資産を構築する、
収入源を構築していく、など、
すぐにでも動き出すべきタイミングなのです。

 

この記事では問題提起で、
じゃあどうしたらいいのか、
などということは書いていませんが、
自分の力でお金が稼げるようにならないと、
何かに頼って生きている生活は、
ある日突然収入を途絶えさせる瞬間が起こります。

 

ぜひAIによる大量大虐殺が起こる前に、
会社に頼らない人生設計を立ててまいりましょう。

 


 

 
 
 

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