うちのリラクゼーションサロンの店舗で
フラッシュマーケティングを導入してみました。
フラッシュマーケティングとはインターネットを使って、商品やサービス利用料をクーポンとして割り引き販売する手法のこと。 一定数の注文で販売価格が下がる共同購入に似ているが、まったく違う。 フラッシュマーケティングは、“フラッシュが光るような短期間”で販売し終えることからこう呼ばれている。 そのため販売時間は24時間~48時間という短時間がほとんどで、この間に出品者が設定した数量が売り切れれば取引が成立し、予定数の注文に達しなければ販売は成立しないというシステムになっている。
有名なところだと皆さんご存知の
グルーポンさんですね(うちの嫁さんは知らなかったようですが)。
出してすぐにものすごい反響で、
公開初日から予約の電話が鳴りっぱなしです!
でも全く儲かりません(笑)。
なぜって、格安すぎるんですよね。
そりゃ安くすればみんな興味を持つし、
とりあえずいってみようとなりますので。
まずはグルーポンの仕組みをまとめて見ます。
気になった特徴を下記にまとめてみると、
・割引率は50%以上じゃないと掲載不可
・販売価格の50%がグルーポン社の手数料
・クーポンを購入した後、利用されない場合はお店には一円も支払われない
・掲載される割引率は、ホットペッパーなどの割引した金額を原価に計算する
・クーポンの有効期限は約半年
たとえば5000円のサービスだった場合、
最低で2500円の販売となり、
さらにお店に入るのはその半分の1250円となります。
まぁ、これくらいならびっしり予約が入れば赤字にはならないし、
広告費だと思うかぁ、、、
となりますが、「2500円では高すぎて客が来ない」
と営業さんには言われました。
で、大体1500円くらいになります(安売りしすぎですよね)。
そうすると、その半分なので750円の売上となるわけで、
完全に赤字コースまっしぐらなわけです(汗)。
空いている時間でお客を呼ぶ手段がない場合に
使うべき広告媒体かもしれませんね。
なので、オープン仕立てのお店で、
キャンペーンの打ち出しとして使う分には、
効果的だしいいかもしれませんね♪
大体半年間の有効期限になるので、
少々息の長いプロモーションになりそうですね。
実はグルーポンをお客さんとしても使ってみた
実はご近所さんの競合店があるので(そりゃたくさんあるわけですが)、
そこがグルーポンを出しているのを見つけまして、
グルーポンを使う前にこっそり偵察に行ってまいりました。
実際に受けてみると、技術はなかなか上手なのに、
価格は格安、そして満足して帰ったものの、
そんなに安売りして大丈夫なのかな(汗)。
と敵ながら心配してしまいました。
感じもいいし、会話も楽しいし、
いい店だなぁ~♪と思いつつ、
なんだか申し訳ない気持ちになりつつ、
もう一回だけいってあげよう、と感じました。
(お店をやっている側の人間なので、
グルーポンさんでは赤字であることが良く分かります(汗))
そして、やんわりアプローチがきます。
それは当然、お店としてはここからリピートを取って何ぼですからね。
でも、実は営業マン正直リピート率ってどうなの?
と聞いてみると「10%」程度、
腕の良い先生で「20%」いっている人がいるが
それは結構すごいと思います!
とのことでした。
一応自分は10%に入りましたw
グルーポンを使った結果感じたことをまとめます。
そして、実際にお客さんが来店してきて、
スタッフがいろいろとヒアリングをしている中で、
いろいろなことが分かりました。
まず「一人で複数枚買っている人」が結構いました。
いや、だめでしょ、、、。
枚数制限つけているのに、
平気でそれ以上買ってしまう人がいたりします。
基本的にお店は買ってしまったものを断る権利がありますが、
断りにくいというお店が多いようです。
そのため、販売枚数を500枚程度に設定をしていても、
実際に買う人は大体120~130人程度でした。
(一応4枚までは購入可能にしていたのですが、
それ以上買う人が割りといました(苦笑))
なので、そこからリピートを取る目標としては、
12~26名程度が目安となりそうです。
そして、予約をうまく裁かないと、
利益の取れるお客様も逃してしまうので、
うまく裁く自信がないとやらない方がいいかもしれません。
なので、まだお客さんのいないオープンしたての段階で、
お店を知ってもらうためのキャンペーンとして
使うのはいいかもしれませんね♪
お客さんが押しかけてくるので、
話題にはなりやすいと思いますので。
でも、使う際はしっかりと資金計算や、
キャッシュフロー計算をしてからお使いくださいね。
以上グルーポンレポートでした。
ちょっとザーッと書いたので、リラクゼーションサロンや飲食店、
美容室などやられている方がいれば少しでもご参考になればと思いますm(_ _)m
■まとめ
・安すぎてこれ単品では赤字、広告費と考えてリピート戦略を考えましょう
・リピート率は1割が目安、2割言ったら凄腕らしい
・販売枚数は500枚、でも買うのは100人程度
(制限をつけても一人で複数枚買う人が結構います 笑)
・何度もやる媒体ではないので、以降はやらないですむ計画を立てましょう
・やるならオープンしてすぐのキャンペーンがベスト
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