「サヤ取り」投資で資産を増やす方法。「サヤ取り」と「アービトラージ」の違いとは?

 

私のブログにたどり着く方の中で、
「アービトラージ」というキーワードで来られる方が
最近増えてきているようです(というか一番多いのです(汗))。

 

おそらくこちらの記事の内容を気にしてくださっている方が
いらっしゃるということですね(ありがたい限りです)

 

⇒ アービトラージ(裁定取引)で資産を増やす方法

 

ちなみに、こちらの手法は今現在も順調に
利益を上げ続けてくれております^^

 

こちらのアービトラージについては、大々的に書くことでもないのと、
やはり実践する人が大量に増えて来たら優位な乖離が縮小してしまいますので、
公開記事では書いては行きませんが、今回アービトラージに非常に似た取引手法
「サヤ取り」を見ていきたいと思います。

 

さて、その前に一つ余談なのですが、
私の奥さんは最近株式トレードをやっていて、
完全な裁量取引で利益を上げています。

 

そんな中、神田はアービトラージとか言っていて、
今度は「サヤ取り」という手法が気になるなどと言っていたら、

「そういうの好きだねー」

と鼻で笑われました(苦笑)。

 

そうはいっても、着実に利を伸ばしているものの、
嫁さんも利益が安定しているわけではないので、
やはり家庭を支える大黒柱としては、
安定した収入源を確立していく必要がある
そう思うのは私だけなのでしょうか、、、。

 

さて、つまらない愚痴を挟み込んだところで、
「サヤ取り」という手法を見てまいりましょう。

 

目次

サヤ取りとは?アービトラージと何が違うの?

サヤというのは同一の金融商品間や
類似の金融商品間に発生する価格差のことで、
いわゆる「アービトラージ」はこの「サヤ取り」の一種であるといえます。

 

なので、「サヤ取り」=「アービトラージ」
という認識でいてもほぼほぼ間違いはないかと思います。

 

ただし、一般的な認識というかニュアンスとしては、
「サヤ取り」というのは、

「株式投資における類似銘柄の価格乖離(価格差)を
 両建てで利益化していく手法」

ということになります。

 

金と銀の価格の相関性に着目した
「金銀アービ」なんかもアービトラージというよりも、
サヤ取りに近い気もしますが、、、。

 

個人的なイメージでは同一の金融商品の価格差をとるのが
「アービトラージ」といういう方がしっくりくる気がします。
(このあたりは個人的なイメージなのであくまでご参考までに)

 

サヤ取りを実践してみよう

まず「サヤ取り」を実践するためには、
信用取引口座を用意する必要があります。

 

次に相関性のある類似銘柄を見つけてきます。

 

例えば三菱東京UFJ銀行三井住友銀行等であれば、
どちらも銀行銘柄の大手であれば非常に良い相関性がありそうですね。

 

そういった銘柄の価格差を検証し、価格乖離が起きた時に
一方を買い、一方を売る、ということをします。

 

その後、価格乖離が縮小したタイミングで、
両方の銘柄を清算して利益確定をする、という流れになります。

 

もし、乖離が広がった場合は、
再度売りと買いを加えるか、もしくは損切をしていきます。

 

この辺りはやはり通常の手法と同じで、
ある程度の検証を行った後に実践をする必要がありますね。

 

また、「相関性のある銘柄なんてよくわからねーよ」
という方もいるんじゃないかと思います。
(実際私もゼロから探すことはできませんので、、、(汗))

 

巷には有料サービスのサヤ取り銘柄配信サービスとか、
サヤ取り銘柄抽出ツールとかが有料で提供されていますが、
無料サービスでこんなものを見つけました。

⇒ 無料のサヤ取り銘柄抽出ツール

 

ぜひご活用してみてください^^

 

「サヤ取り」という投資手法の知っておくべき欠点

さて、万能みえる「サヤ取り」という投資手法ですが、
実は万能でもないのです。

 

というのも、個別の銘柄のニュースなどでサヤが相関性に関係なく
大きくも小さくもなりえます。

 

これは決算発表などが一番最たるもので、
その他の事例であると、3.11の地震では、
東京電力と関西電力の間の相関性が一気に消失しました。

 

そのため、安心安全確実な手法ではないということですね。

 

また、地味な欠点としては、
手数量が1トレードで2銘柄を売買するので、
手数料が2倍かかるということです、、、。

証券会社さんは大喜びでしょうけども(笑)。

 

ただし、統計的に優位な手法であるのは間違いありませんし、
安定して利益を出すことも可能な非常に重要な視点でもあります。

 

複数の相関性に分散して資金配分をしておくことで、
リスク軽減を図ることができればよい投資先、
投資手法となるかと思います。

 

収入の一つの柱として、「サヤ取り」を身に着けてみる、というのも、
サラリーマンの方には一つの良い選択肢ではないかと思います^^

 

ちなみに、神田自身が個人的にこっそりと運用している
「スワップアービトラージ」の実践方法をまとめたマニュアルを作成しました。

下記のメルマガに登録をしていただくとご覧いただけますので、
よろしければぜひご登録ください ^ ^

⇒ 神田翼の会社に頼らず生きていくために

 

◆関連記事
・アービトラージ(裁定取引)で資産を増やす方法
・「サヤ取り」投資とは?
・サヤ取り投資の対象とすべき「相関性の強い」金融商品とは?
・アービトラージが減りゆく中でも「市場のゆがみ」を見つける思考方法
・イベントアービトラージシステム(口座内運用)の破たん、人に任せる投資はやめよう
・スワップフリー口座が突然閉鎖、「ZAR FX」が口座残高をゼロに
・スワップアービトラージ用「低スワップ口座」の検証スタート
・スワップアービトラージ 新口座での検証その後
・スワップアービトラージが出来る証券会社・通貨ペアの探し方
・スワップアービトラージに必要なスワップフリー口座とは

 


 

 
 
 

コメントを残す