※こちらの記事は「うちの旦那は夢遊病」
の続きの記事となっております。
2011年の春、Tさんとの出会いのおかげで、
新しい仕事を始めることができ、
着実な実りを得ることができました。
仕事といえば金融を絡めたweb系のサービス提供でした。
(優秀なトレーダーさんのサインを提供するような、
運用に絡んだサービスでした)
自分は当時何とかつないだ人脈をたどって、
証券会社の役員さんや、webのマーケッターさんなどをつないで、
Tさんの仕事の補佐から入ることになりました。
それまではなかなか信用をしてもらえなかったり、
相手にしてもらえなかった中で、
やはりTさんという実力者がつくことで、
スムーズに商談が成立していきました。
やはり、落ち目な人間一人でははいつくばれない、
どれだけ自分の信用力がなかったのかと、
悲しくなるぐらい痛感させられました、、、。
そこからそのサービスを利用した二次サービスである、
「ファンド」の組成にも乗り出すことになりました。
こちらがものすごい金額が集まり、
莫大な利益を生みだしてくれるようになりました。
通常ファンド規模として100億未満は卵といわれるファンドの世界ですが、
当然新興のファンドであればそんなにも集まりはしませんでしたが、
十分な利益を生みだしてくれていました。
そのため、Tさんと仕事を始めたばかりのころは決して大きくはありませんが、
着々と借金を減らしていくことができました。
そして2012年は借金の返金を行うことができ、
かつ自由に生活をするほどの金額を稼がせていただきました。
年収でいうとインターネットの世界で
トップマーケッターが稼ぐ程度の金額は
稼がせていただいていました。
金融ってこんなに儲かるのか!?
と驚いた時代でした♪
やはり、取り組むビジネスによって、
同じ労力をかけても返ってくるリターンはまったく違います。
また、ストック性の有無も将来的にみると、
非常に大きな違いを生みだします。
それを実感した瞬間でもありました。
当時は私も死ぬほど仕事をしましたが、
仕事をすればするほど後半は楽になり、
仕事もほとんどなくなりました。
そして、さすがにこんなリターンはもらいすぎだろう、
そんな罪悪感すら感じるほどの収益でした。
(本当にこんなところで軽々しくいうものでもないので、
お会いした方で興味をお持ちいただいた方にはこっそりとお教えいたします)
これまでは嫁さんにも苦労をかけてきたし、
これからはもっといい思いをさせてあげないといけないなぁと、
これからは一生安泰だなぁ、などと
人生勝ち組を決め込んでいました。
しかし、そんなある日また事件が起きました、、、。
ファンド資金が一夜にして全額消失、、、
Tさんから電話が来ました。
「今から事務所にこれないか?」
声のトーンを聞いた瞬間に
何かがあったことが分かりました。
「ま、まさか、、、」
と不安な気持ちを感じつつ、
当時渋谷にあった事務所に向かいました。
「お疲れ様です、、、
突然の呼び出しですが
、、、
一体何があったんですか???」
世間話をしながら様子を伺うような状態ではない、
本能的に分かっていたので、
ついてすぐに用件についての話を切り出しました。
すると、、、
「ファンドの資金が消失したんだ、、、」
と、一言で返ってきました。
予想していた中で一番最悪の言葉でした。
割とどん底を味わったことがあると自負した自分でも、
数10億の消失は全くの未体験ゾーンでした。
一体これから何が起きるのだろうか、
何もイメージがわきませんでした、、、。
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