今週末(2017年1月6日(木))2日間かけて、
ビットコインが急落しました。
こちら、神田がお付き合いのある
とある個人投資家様からビットコインについて、
勉強をさせていただいてまいりました。
ビットコインというものの暴落は実は
完全に、事前に予想ができていた、
とのことなのです。
これは一体どういうことなのでしょうか???
本記事では、
ビットコインの他の通貨とは異なる特徴と、
その値動きを予想するのに有効な、
現時点で見られるとある現象を見てまいりたいと思います。
目次
必ず知る必要のあるビットコインの特徴
ビットコインというのは、
仮想通貨ということで、どこの国にも属していません。
つまりどういうことなのでしょうか???
通常の通貨であれば、
どこかの国がその通貨の信用力を担保しているわけですが、
ビットコインはいかがでしょうか???
ビットコインにはどこかの組織や団体、
国といったものがバックアップをしているものではありませんし、
その信用力を担保する存在は一切ありません。
それゆえに、ビットコインというのは
「需給だけでその価格が決まる」
という特徴があるのです。
これは、ほしい人がいたら上がるし、
ほしい人が減ったら下がるということに尽きるのです。
「ほしい人がいたら上がるなんて、、、
そんなの当たり前じゃないですか!?」
と突っ込みたいお気持ちは重々わかりますが、
この背景として伝えいたことは、
ビットコインにまつわる国などの
「ファンダメンタル」要因というものは一切合切
関係ないということになるのです。
明確に言うと、
「ビットコインにファンダメンタル要因は存在していない」
ということになるのです(今のところ)。
もちろん、需給を誘発する、
どこかの国のファンダメンタル要因に
影響を受けることがあるとしても、それはあくまで一時的なもので、
「金利差」などといった明確なものはないわけなのです。
しかしながら、これは
テクニカル分析を見ていればわかるのか、
ということでもありませんが、だいぶんわかりやすい動きをしている
ということができるかと思います。
直近のビットコインの値動きに見られるとある現象とは
ビットコインの現在の取引高の9割が
「中国人」であると言われているのは、
調べると出てくることかと思いますが、
これに起因するとある値動きの特徴があるのです。
今週に見られたビットコインの暴落はこちらになります。
(チャートがちょっと大きすぎますが(汗))
いやぁ、気持ちよいくらいに
分かりやすく暴落をしていますよね、、、(汗)。
一時1090ドルを付けたビットコインが
一気に800ドル程度まで落ち、
その後李バンドをして850ドルあたりでひけています。
(神田の見ているのが金曜日で引けていますが、
ビットコイン自体は土日も取引されています。
こちらの方が比較しやすかったので引用いております ^ ^)
これと比べてドル人民元のチャートを見てみると、、、
何か気づきませんか???
はい、ビットコインの暴落の1日前に
人民元の動きがあるのです。
これは前回の暴落の際にも見られた現象でして、
人民元に1日ほど遅れて値動きが起きているのです。
これはビットコインの取引高の9割が中国人であるが故の、
人民元の値動きから需給が決まっている状態なのです。
つまり、今後人民元を見ておけば、
ビットコインの値動きの予想や、
売買戦略の組み立てがしやすい、
ということになります。
もちろん、新たな市場参加者が生まれ、
中国人の割合が変わってきたリすると、
連動性が小さくなるでしょうし、
場合によっては、1日遅れというのが
どんどん縮まってくる可能性もあるはずです。
なので、直近のビットコインの値動きを予想する方法、
ということになるかと思います。
ぜひ、ビットコインの値動きを見る場合、
ご参考になればと思います。
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