私のブログは「60歳以上の貯蓄額」という
キーワードでの検索が最近増えていて、
改めて自分自身が興味を感じて、
「60歳以上」の生活についていろいろ調べてみました。
(自分の老後のためにもなりますのでw)
すると、「教えてgoo」にたどり着き、
「60歳以上で定年になった主人の就職先」
という質問が目に留まりました。
読んでみると、
60歳になり定年退職をしたのにも関わらず、
会社の業績が苦しく退職金がでず、
貯蓄が500万円しかなく、
そして住宅ローンの支払いがまだ残っている、などと
なんともつらく苦しい相談内容が掲載されていました(涙)。
そこで、この質問者への回答が、非常に的確に
「60歳以上の方の就職先の探し方」
について書いておりましたので、
それを引用し、就職先の探し方をまとめてまいりました。
目次
「60歳以上で定年になった主人の就職先」というタイトルの質問内容
まず、質問者さんの
「60歳以上で定年になった主人の就職先」
というタイトルの問いかけがどのような内容だったかというと、、、
「60歳で定年退職になった主人の就職先」
よろしくお願いします。
4月で60歳定年になり主人が会社を退職しました。
業績がよくない会社でしたので、退職金は出ませんでした。
主人は失業保険をもらいながら仕事を探すと言っていますが、パソコンに不慣れで私が探したり、あればエントリーシートを打ち込んでいます。
でも、なかなかよい仕事がありません。60歳以上の仕事のサイトというのはありますでしょうか?
うちはローンが月々9万あり、しかも75歳までです。
健康保険が3万近く、税金も3万近く、生命保険も3万近くです。
貯金は約500万しかありません。貯金を切り崩すにはあまりにも少ない金額でどうしていいのか困っています。
今の家は2度買い換えて最初2回はマンション、そして一戸建てに買い換えました。その、一戸建てが52歳の時です。
私は52歳から新たにローンを組むのは反対をしたのですが、マンションは価値がなくなるし、ローンが終わっても管理費、修繕積立金、駐車場代がかかると言い、それを信じて買い換えることにしました。
そして、今は会社がこんなことになるとは思わなかったと言っています。
危機管理が甘かったのではと思います。私は、月10万働いています。多い時で20万くらいです。
でも、あと2年ぐらいで私も定年になります。
主人の仕事は会社の法務関係で顧問弁護士さんと動いたり、コンプライアンス(社員教育)をしていました。司法書士の資格は持ってはいませんが業務は出来ていました。
そんな主人を見て信じて一戸建てに買い替えたのに、こんなことになるなんてという思いです。ハローワークでも探していますが、60歳以上はなかなかありません。
どこかパソコンで見つけられるサイトをご存じの方、何卒よろしくお願いいたします。
(※引用元はこちらから)
いやはや、
「御主人さんしっかりしてください」
と言いたいところですが、
バリバリと前線で活躍をしていたのでしょうから、
自分自身に自信があり、ましてや会社の業績が
落ちることなんて思いつきもしなかったのかもしれません。
サラリーマンにとって、
退職金は定年まで勤めあげたご褒美に、
会社からもらえる当然の報酬
なんて思っている方も少なくないはずです。
神田も就職をした経験がありまして、
2年半でやめたのですが、
それでも20万ほどの退職金をいただきましたw
(その退職金は丁重に事業資金とさせていただきましたが、
すべて焼失し、借金へと変わってしまいましたが、、、)
さて、余談で脇道にそれそうなので、話を戻しまして、、、
これに対するベストアンサーを見てみましょう。
「60歳で定年退職になった主人の就職先」について語るベストアンサーはこちら
ベストアンサーを読むと本当に真摯に回答をなさっているのが分かります。
諦めることはない
1)とにかくハローワークで相談。最近では職業訓練も受けられる(中には司法書士もある)。自治体と国にそれぞれあるので、パソコンで検索のこと。基本として職業訓練は3段階に考えられているので、2から3段階目に入れるとちょっと一息つけるかも。
キーワード「ポリテク、訓練基金、職業訓練、労働局」詳細はハローワークと、自治体の労働局。2)シルバー人材センターにとりあえず登録しておく。当てにできないが、ときどき小さな仕事が来る。あれこれ選べない。
3)起業する。別に法人化しなくても、家の前に「…できます」のようなカンバンを出しておく。あるいは、資格がないので堂々とできないが、知り合いのもめ事を法律の知識を使ってアドバイス。もちろん再勉強はしておく必要がある。資格が取れたら、ネットでサイトを作るのも手。
4)飛び込みのように、いろいろな法律関連の事務所へ履歴書を送りつける。法律関連そのものはこれからも需要は伸びていくので、事務でもできる人は重宝される。だから法律関連の事務所の傘の下で手伝うようなカタチ。ただ最近は金のない所も多いから…
5)ネットの古本販売や、古物のオークションを試す。資格とか権利とかではないので、危険が少ない。自分が売る方なら、あまり気を使わなくてもいい。お客さんに誠実に対応していれば大丈夫。コツが飲み込めてきたら拡大策へ移る。さらに趣味などの目利きを活用できれば可能性は低くない。大した金にはならないが、とにかく見てみること。
とにかく世間の先入観にとらわれないこと、自分自身のあらゆるモノに値段がついていると思えば、現金に替わるもの(身体なら肉体労働、知識なら、アドバイザー・コンサルタント、趣味ならネットに店を出す。)はどこにでもある。仕事をもらうのではなく、自ら創ってみるつもりで。
(※引用元はこちらから)
まず、ハローワークに相談をするのは最も最初に行うことですね。
60歳以上の限定の求人情報というものは、
調べてみたところやはりありませんでしたので、
「ハローワーク」そして「シルバー人材センター」への登録ですね。
◆シルバー人材センターというのは
・シルバー人材センターは、「高齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基き、区市町村ごとに設置されている公益社団法人です。
・企業や家庭、公共団体などから高齢者にふさわしい仕事を引き受け、シルバー人材センターの会員に仕事の提供をしています。
・働くことを通じて、高齢者の生きがいと健康づくりをすすめ、活力ある地域社会づくりに貢献しています。
(※引用元はこちらから)
ということで、生きがいと健康づくりがメイン目的のようで、
清掃や施設管理、自転車整理や草むしり、
あて名書き、家事援助サービスなど、
ご自身の経験を生かせそうなものは
比較的少ないのではないかと思います。
とはいえ、何がつながるかわかりませんし、
「ゼロよりはまし」
という状況であるのであれば、
登録することをお勧めします。
中には、パソコン出張指導や、
事務作業などといったこともあるようなので、
一度信頼を勝ち取れば、そこから仕事が増えるということも
あるかもしれませんね。
そして(3)にあるように起業をするとう選択肢もあります。
神田的にはぜひ長年の経験を生かして、
これをしてほしいとは思いますが、
「正直何をしてよいのかわからない」
というところで手が止まってしまう方が
少なくないのではないかと思いますが、
神田の地元の退職者さんで、
元気よく起業なさっている方がいます。
とはいえ、プログラマという技術を強みに、
取引先から仕事をもらって、
それを自宅でぱちぱちとパソコンをたたきながら、
仕事をしているそうです。
でも、仕事は順調なようで、
アルバイトさんを雇って、
地元に雇用まで生みつつあるとのことで、
非常によい事例かもしれませんね。
とはいえ、自分自身にそういった専門的な技術がない場合、
どうしたらよいんだよ、、、
と思われる方もいるかもしれません。
ここで、この回答者さんは結構素晴らしい回答を出していて、
(5)で古本の販売や、オークションなどで、
古物商の仕事をしてみてはいかがでしょうか?
と言っているのです、
俗にいうせどりや転売というものですが、
これって結構簡単に取り組めて、
結果も確実に出ますので、定年退職後に取り組んでも
十分に結果が出せるビジネスではないかと思います。
そして、(3)と(5)でわかれていますが、
これも立派な起業であると個人的には思います。
これをとっかかりに、
ネットショップやリアル店舗に展開される方もいますし、
卸から買い付けて、小売店舗に販売するような
B to Bで展開される方もいらっしゃいますので、
老後の新たな挑戦として取り組まれるのもよいかもしれませんね。
ぜひ焦らず、じっくりと考え、
60歳以降の就職を考えてみてください。
何かの参考になれば幸いです。
また、安定した収入源を作る方法や、簡単な収入アップ方法である
「スワップアービトラージ」ノウハウについて
下記の神田のメルマガにてお教えしています。
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