「世界3大利殖術」といわれている「オプション売り」は本当によい投資なのか?

世界3大利殖術というと、

「オプション売り」「さや取り」「さやすべり取り」

の3つなのだそうです。

 

さやどりはどんなものかよくわかりますが、
「さやすべり取り」は解説している書籍やサイトも少なく、
神田自身もいまいち内容が分かりません。

(どなたかよい参照サイトや書籍があれば、
お教えいただけましたら幸いですm(_ _)m )

 

そして、今回の記事で取り上げたいのが

「オプション売り」

 

オプションの売りというのは、
主に金融機関がヘッジの目的で使うもので、
原則買いから入るのが「常識的使い方」の金融商品なんです。

 

いわゆる「保険」なのです。

 

日経225先物のポジションを持っている場合、
大暴落が発生して、ロスカットができなかったり、
取引時間外で大事件が起きてしまい、
ポジションの処理ができない場合など、
あらかじめオプション(保険)を持っておくと、

「リスクや損失が限定される」

という保障が受けられることになるわけです。

 

つまり、大手金融機関やファンドといった
大きな資本力があるところが、保険を求めて
購入するのがオプションなのです。

 

そして、

「オプションを売る」

という行為はそういた保険を購入したい人たちに、

「保険を売る」

ということなのです。

 

つまり、買いポジションを持っている場合、

「これ以上下がったら、どこまででもその損失を
私が責任をもってそっくりそのまますべて補償します!」

というのが「オプションの売り」なのです。

 

16000円のオプションを売った場合、
日経平均が15000円になったら、
1000円分の下落した際の損失を、
すべてオプションを売った人が負わないといけないのです。

 

そう、つまり「オプションを売る人」
「保険会社」になるわけなのです。

 

「オプション売り」と「保険会社」の共通点

保険会社が例えば地震保険を売るとすると、
地震が起きない限り、掛け捨ての保険金を
そっくりそのままもらうことができます。

 

なので、地震が発生しないまでの間は
保険会社は確実に、着々と
儲けることができるわけです。

 

でも、一度地震が発生すると
家が壊れたら家を建て直す必要があるし、
家財道具が壊れてしまったらその保証をしなくてはいけません。

 

しかも普通の地震保険というのは、
保障の上限が定まっているのです。

(それでも地震が起きたら、保障しなくてはいけない
件数が大量に出るだろうことが予想されるため、
保険会社が破たんするのではないかと懸念されています)

 

地震保険ならば上限があるからまだよいものの、
オプションはその保障は無限大なので、
極端な話大暴落が起きたりしようものなら、

全財産を消失させてしまい、
「破産」なんてことも起こりえます。

 

といっても実際はその負担を負うのは
まずは証券会社で、それを払わなければ
自分自身は大丈夫ですが。

(確実に訴訟されますので、
大丈夫ということはありませんが、、、(汗))

 

もちろん、オプション売りには、
買いポジションを組み合わせることで、
保障の上限を定めることもできます。

 

また、地震が起き始めたタイミングであれば、
瞬時にオプションを買い戻せば、
損失を限定的にさせることも可能です。

 

すべては自分自身でコントロールできるか否か、
でありますので、コントロールしきれば、
きっと良い投資案件・金融商品となるはずなのです。

 

ただ、コントロールをミスった際の、
損失やリスクが大きいというのが
「オプション売り」の怖いところなわけです。

 

なんでこんな口酸っぱくいうのかというと、

実は、、、

神田もかの有名なチャイナショックの時に
3百万円損を出しました、、、

 

今思えばもっとうまくできたはずじゃないかと思いましたが、
そんなオプションにまだ慣れていない状態でいきなりの大相場に対応できるはずもなく、
あっけなく大損をしました(涙)。

 

オプション売りはよい利殖術だとは思いますが、
しっかりと理解して取り組み、
コントロールをしないと、大相場で
大きな穴をあけてしまう可能性がある
そんな金融商品であるわけです。

 

もちろん勝っていらっしゃる方、
それで生活をなさっている方もいるのは事実ですので、
コントロールを失ったときの損害が大きな金融商品、
その分勝ちやすいものであるとは言えます。

 

なので、「世界3大利殖術だから」などというわけのわからない、
根拠もなくオプション売りをすることで、
大きな損失のリスクを抱えながらのオプション売りをするのではなく、
しっかりとリスクを理解してコントロールをした状態でオプションに挑戦をする、
というように取り組む必要のあるものだということを伝えたいと思います。

 

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