「サラリーマンの資産形成」給料が少なくても資産形成ができるその方法

 

サラリーマンが資産形成をしていくためには、
(サラリーマンに限らずですが、、、)
以前「資産運用の方程式」を開設する記事でも書いたように、
方法はたった3つしかありません。

 

それは、

1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.資産運用利回りを高める

 

これは、「資産形成の方程式」を見れば
お分かりいただけるかと思います。

 

【資産運用の方程式】

「資産形成」=(「収入」-「支出」)+「資産」×「運用利回り」

 

上記の方程式の解説は以下の記事からご覧いただけます。
⇒ 資産形成の方程式を分解~資産形成をするために必要な考え方~

 

収入を増やす方法や運用利回りを高める、
という方法はたくさんあって、
神田のブログやメルマガでもお話ししているので、
ぜひそちらを参考にしてもらえたらと思います。

 

しかし、今回は

収入を増やさずとも、
支出を減らさずとも、
運用利回りを高めずとも、

資産を形成をする方法を考えていきたいと思います。

 

しかし、それは上記の
「資産形成の方程式が健全な状態である」
ということが前提となってまいります。

 

目次

健全な状態の資産形成の方程式とは

資産形成の方程式の状態が健全が不健全なのか、
これはどういうことか見てまいりましょう。

 

といっても当り前じゃないか、
と思われるかもしれませんが、

「収入が支出よりも多いこと」

そして、

「運用利回りがプラスであること」

という2点になります。

 

これは数字の大小ではなくて、

「収入が支出よりも多いこと」
「運用利回りがプラスであること」

これが重要になってまいります。

 

どういうことかというと、
「収入が支出よりも多い」という状態であれば、
毎年収入の中から貯蓄(資産)を増やすことができているわけです。

 

そして、「運用利回りがプラスである」状態であれば、
その貯蓄(資産)が着実に
毎年プラスになっている状態なわけなのです。

 

つまり、スピードは速くないかもしれないし、
ものすごく遅いかもしれませんが、
着実に資産形成が進んでいる状態
ということになります。

 

これが「資産形成の方程式の状態が健全」
といえる状態であるわけです。

 

逆に「資産形成の方程式の状態が不健全」
という状態であるのは、

「収入よりも支出が多い」
「資産運用利回りがマイナス」

このどちらかになってしまっている状態であります。

 

圧倒的な収入で運用利回り分を補っている、
もしくは資産運用の利益から、
支出分を賄っている、というのは、
たとえ資産形成の方程式上、
プラスになっていたとしても、健全とは言えません

 

すでにリタイアをされて、
資産運用だけで生活をしている、
というような状態であれば、
それはまた例外ですが、、、。

 

ですので、資産形成のアプローチ方法は
いくつかあるとは思いますが、
まずはこの健全度を高める、
もとい正常な状態にしてまいりましょう。

 

そして、この資産運用の方程式を
健全な状態に保つことができていれば、
資産形成をするということは非常に簡単なことなわけです。

 

ですので、もし「資産形成の方程式の状態が健全」である方、
この状態ができている人は大変素晴らしいといえます。

 

なぜかというと、今のように生活をしていけば、
資産は着実に毎年増えていくという状態であるわけです。

 

あとは焦らず時間をかければ、
資産の形成が勝手(というわけではありませんが)
進んでいくということになります。

 

これを、エクセルなどを使って
簡単なシミュレーションをしてみましょう。
(難しい計算じゃないので、できる方はやってみてください)

 

神田がエクセルで大雑把なシミュレーションをしてみると、
「月に1万円」貯金をして、
それを「年間3%」で運用をすることができた場合、
40年後にはおよそ1000万円の資産ができます。

 

20歳から初めて60歳になるころに、
月に1万円の貯金しかしていないのに、
1000万円になるわけです。

 

、、、

 

え、少ないって???

 

そうですね、、、
これでは60歳の老後の生活はできませんよね???

 

ただ、これは「月1万円」で、
「年利3%の資産運用」をしている、
という状態を意味しているわけなのです。

 

月の収入と支出の差額を増やしてみる

それであれば、目標の金額を考えて、
資産形成の方程式に当てはめていけばよいわけです。

 

例えば、貯蓄額を月2万円にすることができれば、
60歳の時点では単純に2倍になるわけですので、
2000万円の資産ができあがっているわけです。

 

この貯蓄額を月4万円にすることができれば、
4000万円となるわけです。

 

60歳の平均貯蓄額、というものを見ると、
2500万程度というデータがあるそうですが、
軽くそれを超えてしまうことが可能なわけです。

 

給料が少ないから、
子供の生活費が高いから、
離婚した妻に払う養育費が高いから、、、

 

なんて様々な理由、諸事情を抱えていて、
月4万円の貯蓄が難しいという方も少なくないと思います。

 

そのようなことを想定しつつ、
運用利回りを変えてみるとどうなるでしょうか???

 

運用利回りを見直してみると

「月1万円」を貯蓄に回し、
「年利5%の資産運用」をするとどうなるか見てみると、
40年ごの60歳にはおよそ1500万円の資産が
形成されていることになります。

 

これであれば月を2万円にするだけで、
60歳時点の資産額が3000万となるわけです。

 

運用利回りを8%にすると、
月1万円の貯蓄であっても、60歳時点には
3100万円の資産形成が可能となります。

 

もし、運用利回りを10%にすると、
月1万円の貯蓄であっても、60歳時点には
5300万円の資産形成が可能となります。

 

これってものすごいことではないでしょうか???

 

年利で10%を実現できれば、
月1万円が40年後5300万円になります。

 

ここでもう一度月の収入(貯蓄額)を増やしてみると、、

 

月2万円であれば、32年後には
およそ5000万円になります。

 

月5万円であれば、24年後には
およそ5000万円

 

月10万円であれば、
18年後には5000万
到達することができるわけです。

 

あくまで数字のシミュレーションですが、
割と大げさな数字ではなく、
現実的な数字を用いてみても、
20年もあれば、会社に頼らない生活は
十分実現できるわけですね。

 

というのも、もし5000万円の資産があれば、
10%で運用することができれば、
500万の運用利益となります。

 

これだけあれば、生活はできるはずです。
(当然生活スタイルによりますが)

 

また、副業をして月10万円の部分を
もっと大きくしようと考えれば、
より早く資産が形成することも可能です。

 

資産運用をもっと効率よく行うことができれば、
利回りがもっと大きくなり、
少ない元手であっても、
どんどん資産を形成できるのです。

 

このことはこうやって文字にしてみると「当り前じゃん」、
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
資産形成をしたい!と取り組んでいくうちに、
なんだかがむしゃらになってしまい、
何が何だかわからず取り組んでいるという方が
割と大勢いらっしゃいます。

 

ですので、まずはこの資産形成の方程式の状態が
健全であることを確認し、それを維持しながら、
どこを増やしていくべきか、これを考えながら、
副業と資産運用に取り組んでいただけると、
効率よく資産形成が可能となるはずです。

 

サラリーマンの資産形成というのは
給料が安くてできないよ、
という方であっても、まったく問題なく、
誰でも可能なことなのです。

 

ちゃんと方程式を理解して、
自分が何に取り組むべきかを理解し、
そのために行動をすればよいわけです。

 

ぜひ自分の人生ですので、
勇気を持ち、自信をもって資産形成に取り組んでまいりましょう。

 

 

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