「上がり続ける米国株」とお金に一生困らない方法

 

神田がまだサラリーマンをしていた頃、
一番初めにお世話になった社長さんである
「Hさん」のもとに通い始めた頃の話です。

 

とある何の変哲もないSEの方がいたのです。

 

その方とは何かしらの
異業種交流会のようなものでお会いして、
その後なんとなく意気投合し、
一回だけ飲みに行ったN木さんという男性でした。

 

年は一回り上で、
本業のお仕事以外は何をしているのか
見た目ではなんにも検討すらつかないような方でしたが、
何かしら本業以外のことをなさっているとのことでした。

 

それが何なのか全く分からなかったのですが、
お酒の席も後半に差し掛かり、

「神田君がもし興味あるんなら、
一生お金に困らない方法を教えてあげるよ」

等と、唐突に言い出したのです、
そんな話は質問もしていませんでしたが、、、(汗)。

 

目次

一生お金に困らない方法(from N木氏)

「まず神田君は今の仕事を続けなさい。

(なぜか命令口調、、、(笑))

 

で、給料の少しだけでもいいから毎月ためて、
たまったら米国の株を買うとよいよ。

 

もしくは、銘柄が分からなければ、
S&P500のような米国株の
株価指標の連動しているような商品でもいいと思う。

 

1年もすると、その株式はきっと上がってるから。

 

そしたらまた次の1年間も、
同じように生活を続けなさい。

 

そうしたら、次の1年間で株式の金額が増え、
株価も上がっているから。

 

え、もし下がったらどうするかって?
大丈夫アメリカの株価は右肩上がりだから。

 

神田君が引退するころにはきっと、
莫大な資産が気づけているはずだよ。

 

そしたら一生涯お金には困らなくなるから、
いい話だろ???」

 

「おぉ、そうなんだ!?

N木さんすごい、

なんでそんなことを知っているんだろう!?」

 

等と素直には思えなかったものの、
あとあと調べてみるとなかなか米国株すごいなと思った次第です。

 

S&P500のチャートを見てみると
確かにここ40年ほど、きれいな右肩上がりをしていて、
S&Pを買い続けていた人は、N木さんのいうように、
資産形成ができていたはずなのです。

(莫大かどうかはおいておくとして)

 

sp500

 

ダウ平均もこんな感じです。

 

%e3%83%80%e3%82%a6

(2つのチャートの引用元はこちらから)

 

途中何回か暴落が起こっていますが、
しっかりと復活をしているのです。

 

米国は世界最大の国だし、
世界市場の株式時価総額の50%以上を占めるのも米国株
世界中の経済が成長すれば、必然と成長するのが米国です。

 

なので、おそらくこれは末永く続くのでしょう。

 

世界大恐慌が来たらどうするの?

 

という質問がありそうですが、
その時はきっと大暴落が起きて、
資産が紙くずになる可能性はあるはずです。

(可能性が限りなく低いというだけで)

 

なので、結局何が正しいのか、
ということは難しいところですが、
過去100年間通用している資産形成の方法
ということにはなりそうですね。

 

この方法をシンプルな言葉で説明すると、

「上がり続ける米国株にドルコスト平均法で投資をし続けろ」

ということになるわけですね。

 

ただし、本当にお金が必要なタイミングが、
リーマンショックのど真ん中だったりすると、
資産が増えるどころか減ってしまう、
ということもあり得ますので、お金が必要になりそうな数年前から、
資産を現金や債券などのような資産に移していく、
という作業は必要かもしれませんね。

 

「上がり続ける米国株にドルコスト平均法で投資をし続けろ」は人任せな方法

しかし

「上がり続ける米国株にドルコスト平均法で投資をし続けろ」

という方法で資産が築けるのかどうかや、
本当に米国株は今後もこれまでの流れと同じように上昇を続けるのか
等という議論は置いておくとして、

これって「資産形成の方程式」の考え方に当てはめてみると、
収入を増やす努力はせず、資産運用の力にのみ資産形成を頼ろう!
という他人任せな考え方なんじゃないかな、などと感じてやまないわけです。

 

【資産運用の方程式】

「資産形成」=(「収入」-「支出」)+「資産」×「運用利回り」

 

※こちらの説明は以下の記事を参照してみてください^^

⇒ 「サラリーマンの資産形成」給料が少なくても資産形成ができるその方法

⇒ 資産形成の方程式を分解~資産形成をするために必要な考え方~

 

支出を削って、余剰資金を増やし、それを米国株に投資をするんだ!

 

もちろんこれ自体は非常に素晴らしいことですが、
なんだかもう一つ足りなくないですか???と思うわけです。

 

ハイそうなんです、

収入を増やす努力もしましょうよ、
と言いたいわけです。

 

だって、資産形成は一つの手段で行われるものではなくて、
上記の指揮を見る限り、少なくとも3種類のやることがあるわけです、

・収入を上げる
・支出を減らす
・資産運用の利回りを高める

 

このすべてを意識することが必要なのではないかと思います。

 

ぜひこれから資産形成をしていきたいという方は、
ご参考になさっていただけましたら幸いです。

 

しかし、そのN木さんは
その当時は若干お金に困っていたというのは、
秘密の話です、、、。

(そのご連絡を取っていませんので、その後の状況もわかりません、、、)

 

貯金・投資にお金を回しすぎていて、
使えるお金を相当に節約していたようでした、、、。

 

そして、なんとなく「米国株すごい!」
というような内容の記事になっているとは思いますが、
神田は米国株には一切投資をしていません(汗)。

 

米国株を進める意図の記事ではありませんので、
その点だけご注意くださいm(_ _)m

 

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【関連記事】

・「サラリーマンの資産形成」給料が少なくても資産形成ができるその方法

・資産形成の方程式を分解~資産形成をするために必要な考え方~

・60歳過ぎて「下流老人」にならないために 今からできる資産形成

 


 

 
 
 

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