「資産形成をする人」 と 「資産形成した人」の違い

 

なんだか最近「資産形成」について
人と話すことがありまして、ふと

「資産形成をするための投資」

「資産運用をするための投資」

というものをごちゃまぜにしている方が多いように思いましたので、
その違いについて見てまいりたいと思います。

 

でも、その前に、
「資産形成をこれからする人」と「資産形成を達成した人」の違い
これを理解する必要があるように思います。

 

「資産形成をこれからする人」と「資産形成を達成した人」の違い

「資産形成をこれからする人」
「ある一定の資産形成を達成した人」という方は
いらっしゃるステージは異なっています。

 

なぜなら資産形成をこれからしていくというステージの方は、
資産運用の方程式を見て、

・しっかりと収入を増やし
・支出を減らし
・資産運用の利回りを高める

ということをしていく必要があるわけです。

 

資産形成のスピードを高めようと思うのであれば、
最大限にこの方程式を活用しなくてはいけないのです。

 

一生懸命収入を増やし、
全力で運用利回りを高める必要があります。

 

※支出を減らすのは、ある程度限界がありますし、
あんまりにも節約しすぎてみすぼらしい生活をしていたら、
収入を増やす、運用利回りを高める、
等の段階で、支障が出る可能性がありますので、
ほどほどにとどめるのがよいかと思います。

節約が過ぎると、人づきあいができなくなったり、
人からの評価が下がったり、自己投資が
できなくなったりなどしますので、必要な経費、
不要な経費を考える、ということを基準とするのが
よいのではないかと思いますので。

 

しかし、資産形成を達成した方は、
この方程式を少し応用していくことができるわけです。

 

なお、ここで「資産形成達成」の定義
個人の目標とする資産が構築できたタイミング、
だと思っていますが、もっと具体的に考えるのであれば、
資産運用だけで生活ができるレベルだと思っています。

 

資産形成の方程式を応用するといっても、
全く難しくなくて、

【資産運用の方程式】

「資産形成」=(「収入」-「支出」)+「資産」×「運用利回り」

 

この方程式の中で、資産形成を達成なされた方は、

「資産」×「運用利回り」

この部分が大きくなっている状態なわけです。

 

となると、収入を高めるという努力を
それ以上する必要がなくなるわけなのです。

 

つまり、日々の生活の中での、
「仕事」であったり「労働」といったことにあてる時間を
減らしていくことができるのです。

 

「支出」は収入の範囲内で過ごしていけば、
ステージが進むにつれて豊かな生活を過ごすことができるわけです。

 

そして、資産額が大きくなるにつれて、
資産運用利回りを落としていくことができます。

 

結局運用利回りを高めるということは、
ある一定のリスクをとることになりますので、
資産が大きくなるにつれて、リスクを減らし、
安定した利益を得る、ことにフォーカスすべきなわけです。

 

つまり「資産形成をするための投資」というものは、

リスクを少し大きめに取り、
高いリターンを追求する投資

ということになりますし、

 

「資産運用をするための投資」であれば、

リスクを軽減し、リターンを抑えつつも、
安定した利益を取ってくる投資

ということになります。

 

「資産形成をするための投資」

「資産運用をするための投資」

は全く違う性質のものなのです。

 

とはいえ、
「資産形成をするための投資」も使い方で、

全体資産の一部をこういった手段・手法で運用することで、
全体のパフォーマンスを上げることもできますし、
たとえその案件で全損(全額を損失・消失)させてしまったとしても、
許容範囲内でコントロールをしたらよいわけです。

 

なので、まったくもって安全な投資
というものはありませんので、いろんな性質のリスクを
少しずつとることで、リターンを上げて、全体の資産を徐々に広げていくこと、
これが「資産運用をする投資」といえるのだと思います。

 

もちろん、「債券」とか「株式(配当目的)」、
「不動産」等といった資産に移しておくことで、
ゆったり緩やかな運用だけをしたい、
ということでもよいかと思いますので、

ご自身のスタイル(どのくらい時間を使えるのかやご自身好み(好き嫌い))
に応じて取捨選択をしてまいりましょう ^ ^

 

これから「資産形成をする」という方は、
ある程度のリスクを許容して、それをコントロールして、
資金を増やしていく、ということをしていく必要がありますので、
ぜひそう言った経験を積み上げ、最終的には
「資産運用をする投資」ができるようになってまいりたいですね ^ ^

 

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