現代の若者のなりたい職業ランキングには
下記のようなものがあるそうです。
1位(2) プロスポーツ選手
2位(3) ファッションデザイナー
3位(4) 保育士
4位(6) パティシエ
5位(5) 金融業界で働く
6位(8) ゲームクリエイター
7位(1) グランドホステス
8位(7) 臨床心理士
9位(10) 看護師
10位(9) 医師
11位(11) 公務員 [一般行政職]
12位(12) 編集者
13位(14) 薬剤師
14位(13) 建築家
15位(15) イラストレーター
※13歳からのハローワーク公式サイトから引用
期間は「2015年12月1日~12月31日」
()内は前回の順位だそうです。
これをみると、上位には夢のある仕事から、
稼げる仕事、華やかなお仕事、社会的に意義のある仕事等、
幅広いお仕事が含まれていますね。
その中で、11位に「公務員」というものがランクインしていました。
公務員を「職種」と呼んでしまうと、その中でもやれることや
お仕事ってだいぶ幅広いので、なんだか個人的にはもやっとするのですが、
公務員という単語を好む人がおそらく気にしているだろう特徴は、
「安定」
ではないかと思います。
そうです、公務員になると、
「安定」
が手に入るわけなのです。
どのくらいの安定かというと、
ウサインボルト選手が100m走を走ったら、
必ず1位を取ってくれるくらいの安定感ですね。
え、もう少し安定しているんじゃないかですって???
まぁ、確かにもう少し絶大な安定感がありそうですね、、、
まぁそんなたとえ話はおいておいて、
解雇されることなく、
毎月安定した給料が指定の銀行口座に振り込まれるわけです。
その対価に支払うものと言えば、
週に5日間の労働になります。
有給もあれば、残業もありますので、
その職場次第では楽ができる職場もあれば、
時間がいくらあっても足りないくらい
働かないといけない職場もあるわけです。
また、その仕事が好きだと思えれば、
多少きつくても幸せな感覚や、
充実した感覚を得ることができるはずです。
しかし、そうじゃなかったら、、、。
始めて会社に勤めた時、
始めてサラリーマンになるときって、
みんな希望に満ち溢れていませんでしたか?
中には、どうしてもやりたいことができず、
諦めて就職をしてしまったという方もいるかと思います。
それでも、何かしらやりがいが見つかるかもしれない、
楽しいことがあるかもしれない、
「住めば都」的に楽しい職場になるかもしれない、
とかかすかな希望があったはずです。
その通りであればそんな幸せなことはありません、
ぜひその職場で人生を全うしてください。
幸せを感じることができること、
それが一番の幸福なのですから。
しかし、どこかで、現実が見えてしまったり、
自分の今の力では到底及ばない出来事が起こったり、、、
例えば、両親や愛する配偶者、
自分の大切な子供が病気になってしまい、
看病をする必要がある瞬間が訪れるかもしれません。
病気を治療するのに、
身を粉にしても、すぐには手にすることができないほど
高額な医療費が必要になることがあるかもしれません。
事故を起こしてしまい、
その示談金が高額になってしまうことがあるかもしれません。
不測の事態は保険に入れば回避できますし、
そんなどこまでも悲観的なことを行ってもい方ありません。
そんなことは自分には絶対に起こらない!
自信満々にそう言い切れる人は良いと思います。
嫌なことからは目を背ければ毎日は楽しいはずです。
いかし、サラリーマンであれば、
会社の傍らご自身のビジネスを構築することが可能です。
(副業が禁止とはいえ)
しかし公務員というものは、それが決して許されません。
ましてやこのニュースを見た時、
中々にインパクトのある、驚愕な出来事でした、、、。
⇒ 金券ショップ「錬金術」1500万円儲けた公務員を処分、なぜ「兼業」とされたのか?
↑読むと長いので簡単に解説すると、
とある公務員が副業をやっていて、とある日にそれがばれ
「懲戒免職」となってしまった、というお話です。
公務員は副業をやることは禁止ですから、
皆さんそんなに馬鹿でもないでしょうから、
副業とされることはしないはずです。
しかし、そんな公務員が懲戒免職となってしまったのです。
その彼はどんなことをしたのかというと、、、
旅行券や商品券を購入した後、
その券を使って新幹線の切符や航空券を手に入れたあと、
窓口で払い戻して差額を得ていたそうです。
週に3~4回、一回で50万ほどを購入するそうです。
これを12年間続け、1500万の利益を得ていたそうです!
1年間あたり125万円の利益、
1カ月で言えば10万ちょっとの利益ということになります。
良いか悪いかは別として、
非常に賢い方だったのは間違いありません。
しかも、商売でもビジネスでもなく、
ただただ単純にチケットを買って払い戻しをするという
仕事とも副業とも言い難いことをしていたわけです。
しかしながら、最終的にはこれが発覚し、
すべての利益が所得と見なされ、課税されるということになったそうです。
「利益を受け取ったらそれは副業となる」
という理由なのだそうですが、そんなことあるんでしょうかね、、、?
少なくとも、何かしらの利益を受け取ることってあるはずですよ。
(今回のこれはなんだかしのぎっぽい雰囲気で、
見方によっちゃ副業になるかもしれませんけども(苦笑))
それが副業にあたるとされ、懲戒免職、、、
まぁ、社会性という考え方的にも、
あまりほめられたことはしていないかと思いますので、
見せしめ的なニュアンスもあるのかもしれませんが。
しかし、現在の状況に不満を感じた時、
何かを変えたいと思った時、
挑戦をしたいと思った時、
サラリーマンであれば、その安定した収入をベースに、
新たな収益源を作るという取組みをすることができるのに、
公務員ではそれはできません。
(隠れてやればよい、という考え方は、
個人的には嫌いではありまえんが、このニュースを見てしまうと
公務員の方には推奨しにくいなぁと思いました、、、)
神田のパパ友の中には、
公務員から、その経験やキャリアを活かして、
シンクタンクに転職をした方がいましたが、
待遇もよくなり、仕事の拘束時間も減り、毎日がより楽しそうです♪
その上で、何か新しい収益の柱を立ち上げる、
ということであれば非常に良いかと思います。
以前に、ビジネスモデルの案はたくさんある、
と相談をされていましたので、よい方向に進んで
良かったなぁとほっとしています♪
でもだったら最初からそこに行けばよかったし、
一度公務員になってから、彼のように、
きれいに転職ができるという人も多くはないかと思います。
まず、自分の人生の過ごし方や、
ビジネスを考えて行くうえで、
公務員になるという選択肢は非常に非合理的である、
そう感じるわけです。
「公僕」という言葉の通り、
待遇が良い職業に感じる人もいるのかもしれませんが、
あくまで「公衆への奉仕者」という言葉の通り、
仕事を熱心にしなくてはならない、
自由度の少ない職業であると言えます。
まずは自分は何をすべきか、しっかりと考えて、
自分の人生を一歩ずつ一歩ずつ、
歩を進めてまいりましょう。
また、職業選択を考えたり、
自分自身の将来のことを考えて悩んでいるという方は、
こんな記事もご覧いただけましたら幸いです。
⇒ 「職業」の選び方を考えるのではなく、「生き方」を選ぶことを考える
こんにちは神田つばさです!
>>神田つばさのプロフィールはこちらから