投資や資産運用の初心者や、
資金がまだ少ない人の投資先の選択肢として
最も選びやすい金融商品というのは
「投資信託」なのではないかと思います。
「投資信託」が本当に良い投資商品となるのか、また、
買うべきなのか?買わないべきなのか?
この記事では、そのような内容をまとめてみました。
まず、投資信託とは何かというと
■そもそも投資信託とは
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもあります。このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属します。
つまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。
この点は銀行の預金などとは違うところですので注意が必要です。
引用「一般社団法人 投資信託協会 HPより」
次に、投資信託のメリットとデメリットを見てみましょう。
目次
投資信託のメリットとデメリット
投資信託のメリットは何かというと、
いろんなアセット(資産)に、
小口で(小さな資金で)、
分散して投資ができるということなわけです。
1万円から買えるし、
1万円で買った投資信託の中には、
様々な株式や債券が入っていたりするわけです。
なので、資金が小さいステージの投資家さん、
資産運用をしたいと思っているサラリーマンなんかには、
投資のしやすい投資商品であるといえます。
(投資しやすいのと、よい投資というのは違うと思いますが)
ではデメリットは何かというと、
手数料が高いんです、、、。
株式や株と債券など様なものであると、
手数料が3.24%なんてものもざらで、
さらに管理報酬を別途1%前後とられたりします。
なので、実は販売や管理をしている金融機関が、
まずノーリスクの手数料をがっぽり稼ぐための
構造になってしまっているのが現状です。
また、毎月配当型の投資信託を見ると、
毎月欠かさず熱心に配当を出しているわけですが、
よく見ると、「特別分配金」と表記されているケースがあります。
これって、申し込みの目論見書(説明書みたいなもの)にも
しっかり書いてあるのですが、単純に元本を切り崩して、
配当を出しているだけのものも結構たくさんあるのんですよ。
これって、投資詐欺でよくある
「タコ足配当」ってやつですね。
これを合法にしてやっているんだから、
達の悪い確信犯的な○欺ですよね(苦笑)。
いや、投資詐欺のスキームを合法でこなしているのですから、
控え目に言っても、「上品な投資詐欺」ですよね、、、。
しかも、大した管理もしてないくせに、
手数料はしっかりとるという仕組みですw
さらに、ネガティブなパフォーマンス評価となっていて、
基本的に、「インデックス」という指標を基準として、
それよりも高いリターンか、低いリターンか
ということを評価してお茶を濁しているのです。
日本株の投資信託でいえば、
「日経平均225」「トピックス」といった指数を基準としているので、
「日経平均」が下落していたら、投資信託も下がって当然でしょ、
当たり前じゃん!って思って運用しているわけです。
しかも、日経平均よりも高いパフォーマンスを
出している投資信託が、ほとんどないわけです。
厳密にはあるんですけども、全体の本数に比べたら、
極端に少なすぎるわけです。
丁半ばくちでやっても、半分は平均値を上回ってもよさそうなものですが、
それは手数料が加わってくるので、結局日経平均を上回れるものが
半分どころかその半分程度になってしまうのです。
しかも、砂上の楼閣さながら、
その年良くても、次の年もよいパフォーマンスが上がったりはしません。
じゃ何がよいのかというと、
「投資信託は買わない方がよい」
ということなわけです。
だって、証券会社と信託会社と運用会社
(要するにファンドにかかわる会社)
を儲けさせるためだけに投資家が搾取される、
そういう構造の商品設計になっているからなわけです。
どうしてもという場合であれば、
インデックスのノーロード投資信託、
みんなが基準にしている日経平均等の指数に連動するもので、
手数料がかからないようになっているもの
(ノーロード、と言っても多少かかりますが)
にしぼって、かつドルコスト平均法で、
こつこつ積み立てていけば、いつかプラスになるかと思います。
コツは、プラスのところでやめる、
マイナスの時はコツコツ積み立てていく、
これを辛抱強くやれば、たぶんいつかはプラスになるかと思います。
でも、これって超ネガティブな運用なわけで、
貯金をしているくらいなら、、、というニュアンスでしかありえません。
っていうか、それなら保険商品とか、
個人投資家で簡単にアクセスできるような
なんかもっと良い投資先あるでしょ、、、
って思ってしまったりします。
資産形成をするためには
そもそも、投資や資産運用はお金がある人が、
お金を守るため、そしてその結果増やすための考え方であって、
資金を大きくするのは厳密にいえば、「投機」なわけですね。
大きな資産を形成するステージは、
自分で「ビジネス」をするのか、「投機」をするのか、
そのどちらかで資産を作る必要があるわけです。
若干話がそれますので、この程度にとどめますが、
投資信託についてまとめてみると、、、
・投資信託のメリットは、小口の資金で分散投資ができること、
・投資信託のデメリットは、手数料が高い
・毎月分配型の投資信託はタコ配であることが多い
・どうしても買うというなら「ノーロード」が無難
・資産を大きくしたいのであれば、投資信託じゃない
ぜひ、自分の力でお金を稼ぐ力を身につけて、
資産防衛のために投資・資産運用をできるようになりましょう。
こんにちは神田つばさです!
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