スワップアービトラージに必要なスワップフリー口座とは

スワップアービトラージの記事がやはり一番人気ということで、
アービトラージの内容をもう少し深めてみたいと思います。

 

スワップアービトラージに必要なのは、
2つの証券会社(FXブローカー)で、

一つは
「高い金利を提供してくれるFXブローカー」

もう一つは
「低い金利を提供してくれる、
 もしくはスワップが発生しないFXブローカー」

になります。

 

この二つの情報があれば、
それだけでスワップアービトラージ自体はカンタンに実践ができます。

 

そして、通貨の値動きによる「価格変動リスク」を完全にゼロにした状態で、
スワップ金利を受け取ることができるようになります。

 

しかし、スワップアービトラージの運用手法は、
あくまで投資手法の一つであって、
完全にリスクゼロではありません。

 

そのために知っておくべきなのは、
「FXブローカーの構造」になります。

 

金融の世界では、保険と一緒で
(保険というのは金融商品の一種ですからね)、
どこかがリスクを引き受けているわけです。

 

そのリスクを引き受ける上で何らかのメリットが
あるからこそ引き受けるわけです。

 

等という前に、まずはFXブローカーの構造を見てみましょう。

 

FXブローカーの構造

証券会社を含めFXブローカーというのは、
あくまで手数料商売をしているブローカーなんです。

 

株の世界であれば東京証券取引所で売買されている株式を
証券会社が仲介をしているので、わかりやすいのですが、
FXの場合は、銀行間が常に為替の売買を行っておりまして、
これが市場(インターバンク)の役割を果たしているわけです。

 

そこに、FXブローカーが顧客を抱え、
銀行と顧客の間でドルとかユーロなどの通貨の売買を
仲介しているわけです。

 

しかし、その中には当然スワップ金利というものが発生するため、
厳密な意味で言うと、スワップ事態にアービトラージを狙う隙間は
ほぼほぼ「存在していません」

 

どういうことかというと、
スワップを顧客から受け取らない場合、
FXブローカーが銀行に対してスワップ金利を払う必要がある
ということなわけですね。

 

そのため、巷に広がる
「ノースワップ口座」
「スワップフリー口座」というものは、
業者がスワップ金利を払うというリスクを
引き受けてくれている状態ということになるわけです。

なぜスワップがゼロの口座が存在しているのか

じゃあなんで「スワップフリー口座」
「ノースワップ口座」が維持できるのかというと、
あくまで業者側のキャンペーンだったり、
サービスとしてリリースしているもので、
それによって顧客を囲い込むという目的でしかありません。

 

そのため、囲い込んお客さんが、
熱心にトレードをすることで、
手数料を落としてくれるようになることで、
FXブローカーが潤い、その収益からスワップフリー口座を
提供することができるようになるわけです。

 

しかし、基本的にスワップアービトラージ目的の顧客が、
熱心にトレードすることがないため、
FXブローカー側で「ノースワップ口座」
「スワップフリー口座」のサービスの提供を
終了してしまったりするわけですね。

 

中には、大元の銀行側でスワップフリーのレートを
提供してくれているというケースもあるようですが、
その真相は顧客側には分かりませんので、
確認のしようがありません。

 

その場合においても、結局は銀行側がリスクを引き受けているだけで、
銀行側の利益にならなければ、スワップ無のポジションを引き受ける
ボリュームが小さくなり、「ノースワップ口座」の消滅
ということにつながっていきます。

 

スワップフリー口座の維持するためには

結構スワップフリー口座やノースワップ口座の情報は
収集をしているため入ってきたりもしますが、
大体がいくらかの期間を経て終了していきます。

 

自分の使っているところも、
1年ほど使っていますが、そろそろ終了の雰囲気も見え隠れしています(笑)。

 

しかし、そのサービスを少しでも長く使うためには、
どうするべきかというと、、、

「その口座でトレードをすること」
になります。

 

要するに、FXブローカーにこいつはトレードをしてくれるお客さんで、
手数料を落としてくれるから、囲い込んでおきたい、
と思われる必要があるということですね。

 

これはいろんなスワップアービトラージャーが
頭を悩ませているところで、
ある人は裁量トレードをしてみたり、
ある人はEAを常に稼働させてみたりと、
試行錯誤しています。

 

自分も別の商売でのヘッジ取引でポジションを持つ必要があるため、
その取引はそのブローカーさんを使わせてもらっています。
(微々たる取引なので、もう少し取引回数を増やすため、
EAの導入を検討中ですが)

 

EAの目的はトレードロットを消化することなので、
ローリスクローリターンで、可能な限り、
取引回数の多いものですね。

 

って、そんな簡単にそんなEAがあれば苦労しませんので、
いろんなEAをポートフォリオを組んで稼働させる、
という自動売買で勝とうとしている人みたいなことを
しなくてはいけません(苦笑)。

 

しかしながら一つ視点を変えてみると、
自動売買や裁量トレードを行っている人が、
取引回数を消化する傍らで、このスワップフリー口座を利用した、
スワップアービトラージのポジションを保有しておくことで、
トレードのみによるリスクを減らし、
収益の底上げを図ることができる戦略にもしていけます。

 

スワップアービトラージから、
必要に迫られて運用をするのか、
運用をしている人が、収益を安定させるために、
スワップアービトラージを取り入れるのか

 

ぜひスワップアービトラージの手法を取り入れつつ、
安定した収益源を作ってまいりましょう^^

 

ちなみに、神田自身が個人的にこっそりと運用している
「スワップアービトラージ」の実践方法をまとめたマニュアルを作成しました。

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